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樹徳半山夢工場 - 湾島文化館

オプトマの展示会場におけるハードウェアの選択はコストパフォーマンスの高いソリューションであり、プロジェクター製品は種類も多いので、それぞれの場所のニーズ、予算要求により最適なプロジェクターをお選びいただけます。
ケーススタディ
産業
観光工場
地域
台灣,南投 台灣,南投
ソリューション
高輝度レーザー短焦点プロジェクター ZU606TST 22台 / 軽量高輝度レーザー短焦点プロジェクター ZH406ST 4台
使用された製品
クライアント
法人名
樹徳半山夢工場
企業紹介
樹徳半山夢工場は、設立以来54年の歴史を持つ台湾最大の収納品ブランドであり、研究開発と設計製造をおこなっているメーカーです。30億元の資金を投じ、世界最大の観光工場を建設。地元の文化に敬意を表し、台湾平埔族先住民のストーリーを共有しています。
インストーラー
法人名
未来式互動芸術
企業紹介
Future-Action Interactive Art(未来式互動芸術)チームは2012年に結成され、有限会社は2017年1月に正式に設立された、新時代における分野を超えた新メディア統合の専門家です。展示場の空間デザイン、コンピュータープログラム、ビジュアルアート、インタラクティブな照明、ステージパフォーマンス、音響効果などにより、分野を超えた形で衝突し刻々と変化する有機的な様相を醸し出しています。メンバーはプログラム、ビジュアル、電子機構、システム開発、クリエイティブプランニングなど様々な分野から集まっています。 チームの中国語名は「未来式」と言い、「未来とは何か」を繰り返し考え、進化させ、斬新な体験と持続可能な感受性を実現しています。
チャレンジ

湾島文化館は各エリアごとに1つの「没入型ストーリー体験」を設けており、館内には合わせて19のエリアがあります。見学者の皆さまにはぜひ新たなメディアのインタラクティブな方法により、入場から退場までを一つのデジタルインタラクティブな方式による南島文化のストーリーとして鑑賞していただきたいと願っております。

樹徳半山夢工場の室内開放面積は約5,000坪で、プロジェクターの設置をおこなう際は、幾つかの展示エリアの天井の吊り下げポイントが非常に高く(2-3m以上)、また展示エリア上方にはクーラーダクトなどの移動できない建築本体があることから、実際のプロジェクターの吊り下げポイントと投影画面の範囲の計算には多くの時間を費やしました。

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また半山夢工場は同時に生産ラインを有している観光工場であり、工作機械稼働時に避けられない震動が投影溶接設定の難度を高めました。これらの先天的な環境問題を解決し、さらにオプトマプロジェクター自身の傾き修正や変形補正機能を通じ、画面接続後の細部調整問題を効果的に解決しました。

ソリューション

今回のプロジェクトにおいてはオプトマ ZU606TST 高輝度ショートズームプロジェクター22台とZH406ST軽量型高輝度プロジェクター4台が使われましたが、事業主がこのプロジェクターを選んだのには以下の3つの主な要因があります。

  1. 一部のエリアでは展示場ライトを配備しているので、投影時の輝度は必ず高レベルであってこそ、映像をよりクリアに映し出すことができます。
  2. あるエリアでは現場の内装やプロジェクター吊り下げの位置に合わせるため、プロジェクターがサポートできる投影距離が非常に重要になりました。
  3. 展示館の面積が広く、信号ケーブルの長さは15メートルを超えるので、必ずHDBaseT をサポートする機種でなければならず、展示場の15Mを超える信号回路を組み合わせなければなりません。

また、長期間の展覧において、追加で考えなければならないのはプロジェクターの寿命と信頼性であり、様々なソフト、ハードウェアのスペース制限などの高難度な条件を総合しましたが、ZU606TST / ZH406STは湾島文化館各エリアの最良のソリューションでした。オプトマプロジェクターは今回のプロジェクトにおいて事業主の要求を優秀かつ完全に達することができました。

成果

プロジェクターによるストーリー放映の旅において、見学者は入口から地上に大きく映し出されたクジラが見られることでしょう。南島音楽の演奏にしたがって、旅はあなたを長さが24メートルの巨大で湾曲したビーチシアターへとガイドします。このシームレスなビジュアル効果によりまるで東部海岸のビーチに身を置いたかのようです。

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続いては皆さんを没入型体感によるサイエンステクノロジーが織り成す大海原の世界へと案内します。ここではインタラクティブな鮫の餌付けや、海中のクジラと一緒にこの美しく神秘的な海底世界を体験していただきます。これも館内で最も人気のあるテーマの一つです。

また私たちは投影技術を利用して光の彫刻による世界地図を創り上げました。ここで海洋の流れのシミュレーションをみながら、湾島文化の起源を理解できます。続いてバーチャルリアリティデジタルインタラクティブプロジェクション技術と影追跡センサーとの組み合わせにより、5,000年前の南島文化および祖先たちの海から陸地に上陸した生活を味わっていただきます。

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ここで注目に値するのは、プロジェクトが展覧のメンテナンス作業期間に入るとオプトマOMS (Optoma Management Suite)リモートデバイス管理ソリューションが、ユーザーの単一プラットフォームの位置からLANとワイヤレス接続モニタを介してオーディオビジュアルディスプレイを監視、診断および管理できるようになるということです。OMSはリモートコントロール、エンジンオンオフの時間設定、ハードウェアのデバッグとスケジュールまたは診断機能を含む、様々なスマート化機能を有しています。現場のプロジェクターにトラブルシューティングが発生した場合も、クラウド以外のネット操作によりOMSC (Optoma Management Suite Cloud)により現場のプロジェクターを制御し、リモート設備管理の大きな利便性を創り出します。