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大阪・こども本の森 中之島:「本のかけら」

ケーススタディ
産業
Book store
地域
日本大阪 日本大阪
ソリューション
ZH506
使用された製品
クライアント
法人名
こども本の森 中之島
企業紹介
こども本の森 中之島 所在地:〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1-28(中之島公園内) 開館日:2020年7月5日 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日は休館)、年末年始、蔵書整理期間など 開館時間:9:30~17:00 入場料:無料(事前予約制)
チャレンジ

大阪・中之島に安藤忠雄氏が設計、建築した文化施設「こども本の森 中之島」。
「本のかけら」は、その奥に佇む静寂に包まれた円筒形の空間で展示されている映像インスタレーション。

ソリューション

曲線の打放しコンクリートをスクリーンにして映し出したのは、数冊の本から切り取った物語の断片。手描きのテクスチャ感に拘り、絵本の持つ繊細な表現と豊かな奥行きを大切にしている。
一方、色を極力排し、テレビやタブレットなどで普段から映像に慣れているこども達に対し、本の良さである“想像の余白”を敢えて残した。 機材にはプロジェクターや可動式のミラーを使用。

機器構成:
ユニバーサル・ビジネス・テクノロジーによりご提供いただく。
Projector(プロジェクター):Optoma ZH506、他1台
Mirror Head:MH-08
MDCサーバー:MDC-X2

成果

プロジェクションの光をミラーで反射投影することで、投影面を縦横無尽に時間軸で制御した。例えば、「魔女の宅急便」で主人公のキキが故郷に別れを告げるシーンでは、ミラーを縦に動かし、高さ12mの壁に投影されたキキが空高く旅立っていく。観る者に見上げる、触れるなどの行為を誘発することで、没入感のある建築と一体になった体験をデザインした。
本を開けば物語が広がっていて、その世界の住人がいる。そんなことを感じ取り、物語の世界へ関心を向けてもらうことを期待します。


著作権:
企画・演出:佐藤 文彦 (Rhizomatiks Design), 中村 佑人 (MARUKAJIRI)
アニメーション:大石 直樹 (Big!), 大橋 修平
イラスト:福澤 卓馬 (playtag)
音楽:武藤 昇 プロジェクションコーディネート:岸本 智也
サウンドコーディネート:南 慎一 (CLAMP), 大内 健司 (sound design)
施工:モノコンセプションプロダクツ
機材協力:ユニバーサル・ビジネス・テクノロジー
記録映像:Timothée Lambrecq
総合プロデュース・選書協力:BACH